つぶやきが長くなりすぎる時用のやつ

LDH関連のクソ長クソエモなつぶやきがやばすぎる時に使います。

一日1映画4月編②

結構真面目にやってて面白いこと書いてて自分・・・ええやん・・・ってなるね(自画自賛

後半もいってみよー!

 

 

4/17

今日は「ハナレイ・ベイ」を見ました。村上春樹の短編が原作、わたしはド正直に、村上春樹作品にピンとこなかった人生なんですけど、この映画、なんだろうな、とても好きだなあと思いました。
登場人物も台詞も少ないです。わたしはまだ身近な人を亡くしたことがなくて、あっても物心ついてなくてさ。
だからサチの心情は想像するしかなくて、だけど人と人との関係性は親子だとしても複雑で入り組んでいると思うから、その想像もすぐに果てが来た。
それでも、ハワイの海や木々の色、風の音に包まれながら、サチの心が表情を変えていく様を、荒れ狂い凪いでいった瞬間を、ただぼんやり眺めていたら、
息子の命が失われた海をぼんやり眺めていたサチの事を、わたしはこの先で、いつか思い出す事があるのかもしれないと思った。
なんとも、本当になんとも言い難い静かな気持ちになって、ああ、いい映画を見たなあと思ったのよね。はっきりくっきりとした映画ではないところがなおさら、真摯でよかった。
ぶっちゃけ佐野玲於くんが出てるのでチェックしてた、くらいだったので、そうでなければ見てなかったかもしれない。きっかけがあったことに感謝です。原作も探して読んでみようと思います。もしかしたら、いま読む村上春樹作品は、馴染むものがあるかもなあって気持ちも嬉しい。見れてよかった!

 

4/19

今日は「ドラゴンボール超 ブロリー」を見ました。スーーーパーーー面白かった!!!悟空とベジータ、今スーパーサイヤ人で金色になって、さらに赤くなって青くなるって知ってた!?わたし知らんかった!あとフリーザ様生き返ってて、ゴールデンフリーザ様になるって知ってた!?わたし知らんかった!
もうこれ映画館で見たかった…アクション作 の迫力!かめはめ波とかのエネルギー波系の、マジ何あれ優勝、ガンダムかよって凄すぎて大笑いした。あと音響絶対やばかったやろ…ドカンドカンバキンバキンやばかったやろ…ウワーッ!!!絶対映画館で見たかった!!!BORUTOの時ばりに後悔している!!!
あと最後これどう落とすんかなと思ったら、ドラゴンボールを上手いこと使うんすよね。ロートルもワー!ってなる要素もモリモリ、拍手拍手で超ーーー楽しかった!ブロリー、楽しく生きろやで!
子どもの頃、毎度ドラゴンボールの映画連れてってもらってたなとも思い返したり。昔のも見てみます!最高!

 

4/21

今日は「花戦さ」を見ました。戦国時代に実在した池坊専好という京都の花僧が、豊臣秀吉に単身立ち向かう姿を描く…って話。超〜ざっくりな感じですが。池坊とはあの池坊のことです、華道の。正直言うと、映画としてはまあ面白かった〜くらいなんですが、華道、千利休、秀吉…わたし全然知らんな!?
というのをめちゃくちゃ思いました…センター試験は世界史選択やったんです…とは言い訳よね。いろんなとこで見聞きしてるのに、今に残る文化についても人についてもぼやっとしてて、自国に関する教養がないなって唐突にガーンってなった。そう言った意味ではちょっと印象深い映画になったかもしれん。
あといろんな花木、生花が出てきます。これは見どころだと思う、お花に関してはマジで門外漢だけども。
利休の最後、専好が茶室に生けた梅が映ります。蕾のままの枝が1本だけ、黒い花器に生けられて。わたしはそのカットがすごく好きで、見た瞬間少し泣きました。静かな、束の間の生。
美を理解し愛でるとは?とかも考えたりしたし、ちょっと勉強したいなと思いました。今時間あるしな、本を読もう…
しかし佐々木蔵之介様、本当にドラマも映画もめちゃくちゃ出てるな〜。関西弁・京言葉の佐々木蔵之介様が見たい…ハァハァ…次は「破門」か「嘘八百」見ようと思います。面白かった!

 

4/22

今日は「嘘八百」を見ました。インチキ古美術商と落ちぶれ陶芸家が、因縁の大御所鑑定士に一杯食わしたろ!のインチキ合戦って感じです。めちゃざっくり。ど初っぱなのセクハラ描写が超イラッとして見るのやめそうになったから、どう思ったか見た人に聞きたい。過敏かな。クソじじい描写は成功してたね。
ストーリーは化かし化かされで最後もオッ!ってなって、スコーン!と面白かったです。友近ドランクドラゴンの塚地はやっぱな、もう超芸達者ですよ、わかってても笑うやんあの人ら!あと、うだつの上がらんおじさん2人がこたつでワーワーやってるシーンがちょいちょいあるので、満面の笑みでした…
最大の目的、関西弁の佐々木蔵之介様ですが、最の高からの最&高、つまり最高でした…めっっ…(5億光年)…っちゃよかった…あと、佐々木蔵之介様がマジで超絶ゴリゴリに土を捏ねて器を作るシーンがまあまあ長尺で見れたので、これだけでわたしは…ありがとう…となった…気負わず見れます。面白かった!

 

4/23

今日は「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」を見ました。妖精と人間の間に生まれた兄妹が冒険する話、海外のアニメです。スーパーざっくり。アイルランドの神話がベースにあって、キャラクターやキーになる歌もそれにまつわるんだろうな、凄く幻想的でファンタジック。絵がもう本当に、最高です。
たまに、みんなのうたとかで、超マジカルでファンタジーな、超印象に残る映像のやつあるじゃないですか、あんな感じです。綺麗で詩的でアーティスティックでワクワクするアニメ。
お話に関しては、結局…なんでや…?みたいなとこもあって、まあ童話なんだなと思うとそういう形かと思うんだけど、
でもキャラクター、めちゃくちゃ絵本みたいで可愛いらしいんだけど、心情の描写はすごくリアルで、嫌なとこも優しいとこもすごくわかるって思って、わたし結構、主人公のベンに感情移入しながら見たなあ。どこかの誰か、これを見てどうしようもない気持ちが少し晴れた子も、居たんじゃなかろうか。
あと、トトロ風味感じるな…って調べたら、監督トトロ好きでした。ネコバスのシーンオマージュ感じたもんな…邪推。ジブリはすごいね本当マジで。
あ!これは絶対に言っておきたいんですけど、最高のイッヌが出てくるのでマジで最高よ。目隠し大型犬…超賢くて優しい…かわいい…最高!面白かった!

 

4/25

今日は「ペット2」を見ました。前作が最高だったから今回も吹き替え!超最高だった!バナナマンは2人とも、とぼけた優しい声してるなあ。
今回はケイティが結婚して息子のリアムが生まれるところから始まるんだけど、安定の嫉妬深いマックス、最初はこの〜くそガキめ〜!くらいの気持ちでいるんだけど、
でもお子様に懐かれて可愛いよそらもう、こいつぁ俺が守らなきゃ!って、逆に振り切ってやばめの心配性になってしまうんです。というマックスの物語と、ギジェットのピンチ、スノーボールのミッションの3本ラインで話が進んでな、まあ〜うまい!話の作り方がうまい!1本に収束するの、はあ面白かった!
あと声を大にして言いたいんですが、ハイローが好きな人は見てください(真顔) 最高動物ファイト、最高動物乗り物アクション、最高動物HIPHOPが見れます。ね(真顔) 見てください(真顔)
エンドロールもずるいね、超良きよ!
ストレスないようであったのかも、見た後スカッとしました。あー面白かった!

 

4/26

今日は「ロマンティックじゃない?」を見ました。友達からのおすすめ!Netflix限定かな。みんな見ているストレンジャーシングスも別の友達にめちゃくちゃ推されたので、Netflixに入りました。今のうちに見れるだけ見てやるぜ…
恋愛を皮肉るナタリーが、強盗に襲われて目覚めると…ラブコメ世界に!
って話です。めちゃざっくり。
ブコメ世界をディスりつつラブコメ世界のセオリーを踏まなきゃいけないナタリー…ゲラゲラ笑って見たよ。わたしは少女マンガもラブコメドラマも映画も大大大好きだけど、わかる、あるある、設定はすべからくマジミラクルすぎるよな、そこがまた最高に好きなんだが!
オチも行き着くとこに行き着くし、自分を愛すってのもよくあるなって正直思うんだけど、ゲラゲラ笑いながら、愛とか自分とか人への接し方とか、斜に構えたりしないで正直に!ってまた思ったりしたね。
前も言いましたけど、わたし30過ぎてから肩の力が抜けまくって、自分まあまあ面白い奴やなと思ってなかなか楽しく生きてる今を、結構自分なりに愛しています。
いつまでもそういられるかはまあ、難しかろうとは思ってますけど、できるだけたくさんの瞬間、そうでいような!って改めて思ったな。ハッピーな映画でした!面白かった!
同監督の「ファイナル・ガールズ」も面白いので良ければどうぞやで〜!

 

4/27

今日は「ウォールフラワー」を見ました。内気な文学少年チャーリーは、鬱屈とした高校生活の中で、ゲイのパトリック・奔放な恋愛少女サムの義兄妹と出会い…という感じ。2000年頃の全米ベストセラー小説が原作、サリンジャーライ麦畑以来の傑作青春小説って雰囲気だったようです。ちな原作者が監督。
舞台が90年代、その頃のアメリカのティーンエイジャーにドンズバのカルチャーがたくさん出てくるので、なんやろ、わたし「グミ・チョコレート・パイン」を連想したかもしれん。つまり大好きって感じでした…まあガンガンに、誰と誰が付き合ってだのキスシーンバンバンだので、そこは全っ然違うけど。
実はチャーリーもパトリックもサムも、かなり深刻な過去とトラウマがあって、作中折々で苦しいな…ってなるんだけど、もがきながら地を歩こうとする、瑞々しくて脆いティーンエイジャーの瞬間の空気感が伝わってきて、胸が潰れそうで爽やかで、あのねえ、なんやもう、「エモい」って腹の底から思った。
10代後半のあの時期のぐちゃぐちゃなエモさって、世界共通なんやな…ってなんか改めてグッときました。
メイン3人がとにかく美しく、とにかく演技が素晴らしい、目の演技まで胸を突きます。
デヴィッド・ボウイの主題歌ももうすごい、作中の台詞で言うとこの「完璧な曲」です。おすすめ、良ければ是非。

 

4/29

今日は「毒戦 BELIEVER」を見ました。公開時見るものがありすぎて(栄光の2019年10月4日公開)、なんとなくスルーしてしまったことを激しく、とても激しく後悔しております…いやでもザワに狂ってたから難しかったからな…はー本当によかった…
「ドラッグ・ウォー 毒戦」の韓国版リメイク。麻薬王“イ先生”を長年追う麻薬取締官ウォノは、組織に与する謎の青年ラクと手を組み、組織への潜入捜査に踏み切る、って感じです。ざっくり。
大好き映画「ユージュアル・サスペクツ」を思い浮かべたので、話の大筋は想像した感じでしたが、いや…いや…
ラストがやっぱりいろいろワーワーなったんでしょうね、わかる、絶叫!!!リメイク元を見てないのでシンプルに、わたしはこのラスト、めちゃくちゃ好きです…なんて虚しくてなんて濃密でなんて完結したラスト…とわたしは思った…どう思ったんだ、有識者たち…ワーワー言ってる時に語り合いたかった…
という感じなので、サスペンスノワールだけど多分あんまそこはメインではないだろうな?だったし(ラク役の俳優さんのインタビュー読むとやはり、という感じ)、いや途中からもう、ウォノとラクのしぐさ表情を見逃すまいと…こんなどでかいクソデカ感情見逃せないと…ハァー!良かった…良かった…!!!
とは言えやはり韓国映画、話の運びはスリルがあったし(中国の売人とこに潜入するとこはいろいろと良かった。)、登場人物のキャラは立ちまくりだし(中国の売人とそのラマン…ヒゲ麻薬教祖…)、寒々しい映像とアクションの泥臭さは好みだし(タバコのシーンよ…震えた)、映画の作り方が本当に上手いよね。
調べたら、ラストに少々シーンが追加された拡張版も公開されたみたいで。うーん…あのラストが好きなだけにこれはどうしようかな…もう少し自分の中で執念深く噛み締めてから、詳細見てみます。
いやー良かった、血と暴力が苦手でなければほんとぜひ見て、わたしと語り合ってくれ!面白かった!

 

 

アマゾンプライムNetflixのおかげで、外出することなく家でもいろんな映画が見れております。ありがてえなあ。

ちなみに4月は「初めて恋をした日に読む話」の再放送と、LDHの皆様の家からの配信にも狂っておりました。本当に本当にありがてえなあ。