トサカくんさんのReal Soundインタビュー記事感想が長くなりすぎたのでブログに書きます。
たくさんの方々が最高の月の夜を過ごされた中、わたしはクソ遅ればせながら、Real Soundのインタビュー感想を書きます。
ほんっとに読めてよかったこれ。
ファンが聴きたいだろう曲とか90年代感とか、結構あやまたずトサカくんさんの意図を汲めてるところがあって、
なんでだろう?って考えてたんですが、いやもう普通のことで、なんていうかリスナーとトサカくんさんの間でコミュニケーションが成立してるんだろうなと。
トサカくんさんがやりたいこととか曲の意図とか、一生懸命考えたりトサカくんさんのことを知ろうとしてるリスナーのみなさんのつぶやきめちゃくちゃ見るし、
わたしも毎度クソ長いエモツイートしちゃうし。
トサカくんさんはそんなリスナーの反応を本当に丁寧に拾ってらっしゃるんだと思うし、
その反応を見て、リスナーに合わせてチューニングした「少しだけ新世界」を披露してくれて、わたしたちはまたそれを一生懸命に楽しんで反応を返す感じ。
なんか嬉しくなりました、勝手にな。
自分はこういう世界観でこれが好きだから、わかるやつだけ着いてきてって感覚のアーティストもマジ最高!!!でわたしめちゃくちゃ好きなんですけど、
こんな風に柔軟にリスナーと音楽の間に立ってらっしゃる方の音もなかなかないと思うので、別のベクトルで超最高です。
なので、日本の音楽に関して思われてることを読むと、聴き手ももっと垣根を超えて多様化を楽しめるようになれるといいなと思いました。
わたしもクソオタで、人生で一度もLDH系の音楽がiPodに入ってたことなかったんですが、
ハイローに出会って目覚めたし、そのあとでR&Bとかダンスミュージックとか聴くようになりました。すごく楽しいです。
わたしは完全に聴かず嫌いだったからな。
見た目でないって決めつけて聴いてこなかったの、もったいなかったなってマジで心から思う。
で、こういう、今まで触れてこなかった音楽とカルチャーがわかるようになって本当に楽しい!ってのを、やっぱちゃんと態度で言葉でお銭で、わたしも出して行きたいよなと思いました。
ていうか、普通にだれでも、作ったものに反応欲しいですよね。
作り手側が垣根を超えたい多様化をもっと楽しみたいって意識の篭った音楽に、リスナーもどう反応し返すか。
まさにコミュニケーションでその動きが広がるか止まってしまうかが決まると思うから、
やっぱりそういう意味でも、いいものはいい!ありがとう!またよろしく!って声をあげて反応していきたいよなーと。
別に全部が全部いいとは絶対ならないだろうから、そこはきちんと見極めた適切なリアクションが必要ですけど。
みたいな、めっちゃ普通のことをめっちゃ真剣に考えたから、
わたしは昨日よりも今日、今日よりも明日、毎日トサカくんさんにズブズブ度合いが増してて、自分で自分に薄ら笑いです。
仕方ねえだろいろいろ最高なんだよこの人!!!(金切り声)
蛇足です。同年代だから思うけど、ロキノン系に行かなかった人の音楽にまさか触れることがあると思わなかったから本当に面白い。
そんで今んとこLDH系と一番親和性なさそうなのがそこなのもスーパー面白い。
スカパラとか亀田誠治さんとか蔦谷好位置さんとかサカナクションとか(なんとなく多方面にコラボとか楽曲提供してくれそうだし単純に好きな方々)、
一緒に制作なさったらマジで面白いことになると思うんだけど。
超願望だけど頑張って実現させてくれトサカくんさん。
あと、わたしはハイローが本当にすごい理想的に楽しくて、いろんなカルチャーがミックスされてひとつの総合エンタテインメントとして最高だったんですが、
(ハイローは超絶大変だったんだろうな…とはインタビュー見て心底思うんだけど)、
トサカくんさんのやりたい事もそういう方向にあって、やっぱりヒロさん的だな~ってめっちゃ思いました。
そんでトサカくんさんの手がけたもの、意外とオタっぽさ漫画っぽさがあるというか、
別方向の人に刺さる要素が意図せずなのか入っちゃうとこも、ヒロさんイズムあるわ~ってすげえ思うんだよね。
トサカくんさんファンでよかった、未来もめちゃくちゃ楽しみじゃねえか!って心から思います。